1994-11-28 第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会公聴会 第1号
○小林公述人 ただいま御指名を賜りました全糧連、全国食糧事業協同組合連合会の小林でございます。 日ごろから、私ども業界につきましては何かと御指導、御鞭撻を賜っておりまして、ありがたく御礼を申し上げる次第でございます。なお、この特別委員会で意見を述べよという御指示を賜りまして、喜んで参上いたした次第でございます。
○小林公述人 ただいま御指名を賜りました全糧連、全国食糧事業協同組合連合会の小林でございます。 日ごろから、私ども業界につきましては何かと御指導、御鞭撻を賜っておりまして、ありがたく御礼を申し上げる次第でございます。なお、この特別委員会で意見を述べよという御指示を賜りまして、喜んで参上いたした次第でございます。
まず、全糧連の事前承認なしの政府米取引の問題でありますが、これは五月十五日の朝のNHKニュースでも報道されておりますが、食糧庁の調査によれば、政府米と特に記された米の中で事前承認をとっていたのは、平成三年米穀年度で二千百二十一トンのうち一千八十一トンで、半数が事前承認をとっていなかったことが明らかになりました。極めて問題があり、関係者に対する厳しい対処が必要であると思います。
○鶴岡政府委員 まず、全糧連の仲介による政府米の県間卸商売買でございます。 これにつきましては、私どもさらに全糧連あるいは食糧事務所を通じまして調査いたしました。制度始まって以来三年間で約千八百トン弱の米が全糧連の仲介によって行われています。ちなみに、それ以外のものを含めますと、全体ですが三千四百トンでございます。
全糧連自身も、この表示方法が適切でないというようなこともありましてコメ印にしたわけでございまして、別段これが、政府米がここでこういう格好で取引されたということではございません。適切でないのは、表示の仕方が適切でないということを申し上げたわけでございます。
今皆さんにお配りをした資料は、米の卸業者の上部団体の一つである全糧連が毎月行っている卸商売買取引会の資料であります。卸屋さんの上部団体である全糧連に毎月一回集まりまして、つまり取引会をやっているのです。入札をしているわけです。 平成四年一月二十三日のこれを見ますと、公然と政府米がここで扱われているのです。
○鶴岡政府委員 先生が今配付されました資料につきまして、たまたま先ほど、私ども目に入る機会がございましたので、早速全糧連に照会させたわけでございます。 全糧連の事務方の話によりますと、政府米としての表示というのは適切ではないというようなことを報告を受けています。
○刈田貞子君 全糧連というのは六五%か七〇%ぐらいの日本の米を扱っている大きないわゆる米卸しの業界でしょう。そこの会長さんの系統の会社がやみ米にさわったって、これに対してたった四週間の営業停止ぐらいの処分でよかったのかどうなのか。私は食糧庁のその認識が後々のこういうものを生んでいく土壌につながっているというふうに思います。それは長官の立場もあるかもしれませんけれども。
○浜口政府委員 ただいま先生が全糧連の要望をお読みになりましたが、日付は去年の七月でございます。価格形成機構は去年の八月につくらしていただきまして、その要望等々全部議論をいたしまして、新たに第三者機関である、自主米機構と俗称しておりますが、そういう組織をつくったわけでございます。
既に全農や米の協同組合、全糧連、こういう皆さんとは農林省はもう内々に話し合いをして一定の方向を出しておるということで、相当細かくこれはあるわけでありますが、私たちはこれは三年、四年後だなどと言っておるけれども、三年後じゃなくて、早速ことしの自主流通米の価格形成の中にこの要素は入ってくるわけでしょう。例えば基準価格のほかに五%の幅を持たせていく入札のようなものはやっておるのですね。
自主流通の建て値はそもそも売り手と買い手が合意をすればかなり弾力的な方法でできるという大前提があるわけでございまして、御承知のように、今の場合は、全国流通をしますようなものは売り手、主として全農でございますが、全農と、買い手であります全糧連なり全米商連なり、そういうものとの間で相対で決めている。
その全糧連の大幹部をしておられる方の同族会社ですと。だから、そうすると、そこで私どもはいろいろとそこには疑義が生まれてきます。当然、食糧庁も疑問をお持ちになったはずですが、そういうことはお調べになりましたか。
○政府委員(石川弘君) この会社は、全糧連の会長がかつて創設した会社でございます。現状を申し上げますと、取締役も辞任して相談役、これは去年ぐらいから相談役でございますから、いわば会社を支配する権能は持っておりません。株式も一切持っておりません。
○稲村稔夫君 そうすると、その全糧連の会長が、この会社の今回の事件というものに何らかの関係はあったと疑われますか。その点は調べられましたか。
特に全糧連というのは食管制度を守っていかなくちゃならぬ、その中で仕事をしなくちゃならぬにかかわらず、全糧連の会長までしておったところの社長がこういうことをやるというのはけしからぬ。
と申しますのは、この山形県食糧という会社は以前に丸紅モチ米不正事件に関与いたしました前歴もあり、しかも全糧連の金山国次郎会長が設立当初の社長でもあり、現に相談役という会社の役員に名を連ねておる。現社長とはおじ、おいの間柄にある。
今申し上げましたように、全糧連というのは日本最大の連合会であり、米を一手に引き受けておる団体であります。報道されましたように、歴代の食糧庁長官あるいは農林水産省次官の皆さんが十数名題間になっておられる。そういうところの会長の方が大量のやみ米の事件を起こした、こういうことが与える影響は非常に大きい、だれもこれは常識的に考えますね。
○和田(貞)分科員 卸売業の約七〇%近いシェアを占めておるのが全糧連に固まっているわけですから、なかなか競争原理が導入されてない。やはり今長官申されたように、この機会にぜひとも卸売業者に競争原理を導入するように、ひとつ強く指導してもらいたいと思うわけであります。
卸は、御承知のように全糧連系だけではございませんで、商系も農協系もあるわけでございます。そういうものの中でもう少し競争原理が働くようにという手法でやっていくということを考えております。
○和田(貞)分科員 昨日の全国紙で、全糧連の会長系の会社のやみ米大量売買という記事、食糧管理という立場に立ち、あるいは米に対するところの国民の意識というのは、ややもすると自由販売というように受けとめられておる中で、しかも米に対する不信感を募ったということは、私は非常に残念に思うわけです。
○天野(等)分科員 この新聞の中にも「全糧連傘下のコメ業者が長年にわたって不正規米売買の大きな拠点となっていた」ということが言われているわけです。この中で書かれています。それに対して食糧庁としてもこれはどうだったのかということをお答えいただかなければならないと思うので、それでいつごろからこの不正規米の流通を突きとめていらっしゃったのかということで、いつごろという時期を私はお尋ねしているのです。
それは、まず「全糧連会長系の業者摘発 やみゴメ大量売買」というような見出してございまして、この見出しだけぱっと読みますと、全糧連の会長系でやみ米を大量に売買をしている、全糧連というのは、もちろん政府が指定法人として認めている主食の販売法人でございます。ここが大量にやみ米の売買をやっているのかということでは、もう大変な問題であろうかと思います。
私どもは、いわばこれは卸業者の方々が自分たちが将来どんな方向に行ってどのように経営を改善して業務を遂行していただくかという意味では、役所の押しつけという感じよりもまさしくみずからの問題でもあるということで、こういう組織に参画をなさっております上部団体であります全糧連なり全米商連なりもいろいろ御指導いただいているわけでありますから、そういうものとも連携をとりながら今後も指導していきたいと思っております
○小川(国)委員 農業団体が一県に一つの卸売の形でやっているのでということなんですが、そうすると、長官の方のお考えは、全糧連系も一県一事業体というような方針をお考えになっていらっしゃるのですか。
運営改善あるいは卸についてどのような業務の方向へ持っていくかということにつきましては、これは切りかえの時点というのがあるわけでございますが、それの時点に至るまでの間ということではございませんが、常々卸の競争のあり方がどうであるかというようなことも私ども十分把握をしまして、そういう意味で健全な卸が競争し得る体制――御承知のように卸には三通りの卸がございまして、一つは小売が協同組合をつくっておりますいわゆる全糧連系
○松浦分科員 大臣、食糧庁長官は御存じないでしょうけれども、全糧連という米を売る側の事業協同組合の全国組織の十人の皆さん方、その中に農林省のOBが二人おられるのですが、その人たちが一昨年、昨年とカリフォルニア米を持ち帰りまして試食会をやっておるのです。米を売る側はそういうふうにカリフォルニア米を入れる試食会までしておるのです。
一昨年と昨年、全糧連、全国食糧事業協同組合の代表の方がカリフォルニア州に行きまして試食用の米を持ってきまして――全糧連というのはお米を売るところの事業協同組合でありますが、役員が十名おられます。しかも、そのうちの二人は農林省のOBであります。その人たちがカリフォルニア米の試食会を開いたことについては、長官、御記憶ですか。
全国卸売事業者約三百三十ございますが、これは全国団体として、御指摘のような、通称で申しまして全糧連、全米商連、全農というような団体がございますが、この団体自体が米の流通の直接の当事者、売買の当事者なりにはなっておりません。
それから三つ目の問題は、いまの全糧連、全米商連、それから全農というこの三つのものが、どうしてもぼくは邪魔になるんだな。だから、その果たしている人的構成、役割り、任務については、これは後でいいからどうしても聞きたい。 それから、新規に店を持とうというときに三%ないし五%の移動があった場合にそれに対して許可をする、こういうわけでしょう。
その中間に、古い公団なんかの関連があるかもしれませんが、全糧連とかあるいは全米商連、全農というようなものがある。全糧連の扱いが大体六〇、全米商連が二〇、全農が二〇という形になっている。いま時間がないからこれは何とも言いませんが、この機能を協同組合法によってやっているんですけれども、これがどういうサービスを消費者にしているのか、あるいはどういう人的構成をしているのか。
たとえば経済連のブランドだけ調べてみても、もちろん経済連のほかにたとえば全糧連、それから全米連と、全部ブランドがあるわけです。全農は「パールライス」、それから全糧は「水晶米」とか、それから全米連は「ダイヤ」とか、これが基本になっていますけれども、これを見ると、たとえば経済連の場合、同じ関東でも上、中米とありますね。中米の二番目に「ゴールド」というのがあるのです。
それを配給する方の計画は、全糧連、それからもう一つ米の団体があるのでありますけれども、全米商連、それに全販と一緒になった場所で、そこで自主流通の配分計画が政府の基本の中で行われるのであります。各県から出てまいりますいわば自主流通に対する欲求の数字がそれぞれの団体にずっとしぼり上がってきます。
全糧連と日米連にちょっとお聞きしたいのですが、自主流通米のことです。政府は今度法文化していくということですけれども、恐らくこれはふえるのじゃないかなと、こういうふうに思うわけですけれども、そうした場合にどんな売り方をされるのか。恐らく混米ということはないと思いますけれども、ただ数字の上から見ると、これは米審の資料でございます。
私ども全糧連系統組織は、戦中戦後にわたりまして食糧営団、食糧配給公団ということで米の配給をいたしてまいりましたが、食糧配給公団が閉鎖されました後は、民営米屋として三十年この方、国内の要配給量の七割を配給をいたして現在まで来ております。この間、何かとお世話をちょうだいいたしております。この機会に厚く御礼を申し上げる次第でございます。
それから、時間がございませんから、ついでですが、全糧連の金山さんにも御質問申し上げたいと思います。 生産者がたとえば銘柄米を農協を通じて出しますね。
つまり、いま全糧連の金山さんがおっしゃったとおり、大型精米すらブレンドしないと間に合わない。われわれ業者としては消費者の要望にこたえてブレンドせずに差し上げたい、しかし、それは年間を通じては不可能な状態で、やむを得ずやっておる、こういうような状態でございます。 以上でございます。
あるいは都市へ参りますと、今度は全糧連の系統でございますか、米穀組合に対して集中精米の補助を出しておるということになれば、やはり集中精米所はバラで持ってきてそこでやればいいのだろうと私は思うのでございまして、そういう点からいけば、せいぜい今後そういう検査を思い切ってふやしていったらいいんじゃないか。